iPad / iPhoneのサンドボックス構造とアプリ間連携とは?

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スマートフォンやタブレット端末が普及するに従い、セキュリティ強化について、様々な側面で話題にあがります。今回はその中でもiPadやiPhoneに搭載されたiOSが持つセキュリティの仕組み「サンドボックス構造」について、ご説明していきます。iPhoneやiPadはなぜウイルス感染対策ソフトをインストールする必要がないのか?買ったら、すぐに利用することができるのか?その秘密の1つが「サンドボックス構造」です。iOS8で追加搭載されたアプリ間連携「App Extensions」という機構がもたらす効果についてもしっかり理解していきましょう。

◎サンドボックス構造とは?

それではまず、サンドボックス構造とはどんなセキュリティの仕組みであるのかをご説明します。

サンドボックス構造とは、端末の中の限られた領域内でアプリケーションプログラムを作動させる仕組みのことを指し、iPhoneやiPadで採用されています。サンドボックス(砂場)という名前は、子供が遊ぶ砂場のように「外と区切られた枠組み」が似ていることから命名されたようです。サンドボックス構造は外部からのアクセスを遮断し、アプロケーションごとに仕切られた領域を構築します。この結果、ウイルスなど悪意のプログラム(マルウェア)による影響を受けることがありません。また、例えば1つのアプリケーションの動作に問題が生じてしまった場合にも、サンドボックス構造で構築されたアプリケーションごとに仕切られた領域の範囲が影響をうけるだけなので、他のアプリケーションは脅威にさらされることはありません。サンドボックス構造は、OSが更新される度に、アプリケーションからファイルへのアクセスや、設定、ネットワークリソース、ハードウェアなどを制限できるセキュリティの仕組みなのです。

 

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