CDEC|クラウド利用者と提供者とのコミュニティ

CDEC|クラウド利用者と提供者とのコミュニティ

 クラウドシフトの拡大により、デジタル変革と働き方改革が加速し、国内企業の多くは次の時代にあわせて進化を遂げようとしています。そして、企業の情報システムの今後は、複数のクラウド環境とオンプレミス環境を巧みに使い分ける『ハイブリッドクラウド』の時代へと流れていくトレンドは、しばらく続くでしょう。

 では、来るハイブリッドクラウド時代を前に、オンプレミス環境(データセンター機能)をどうするべきなのか?

 多くの企業が抱える疑問に対し、クラウドサービスやデーターセンターの事業者を営む伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は、クラウドやデータセンターの利用者と提供者を中立的な立場で繋ぎ、今後のヒントとなり得る情報交換や気づきが得られるコミュニティ「CDEC」を主催しています。

 本記事では、CDECの概要とコミュニティの活動についてご紹介します。



▼ 目次
CDEC とは
CDEC の主催理由
CDEC が参加者に提供する 3つの価値
CDEC の開催案内
開催レポート. CDEC 1.0
開催レポート. CDEC 2.0
開催レポート. CDEC 3.0
開催レポート. CDEC 4.0
開催レポート. CDEC 5.0




1. CDEC とは

 CDEC(CTC Datacenter Exchange Community)は、ハイブリッドクラウド時代に適したデータセンター機能について参加企業様と一緒に考えるための情報発信、意見交換の場となるコミュニティです。



CDECとは


 CDECは概念的な検証ではなく、CTCが実際に導入して判明した課題やメリット、CTCが入手したトレンド情報を議題として取り上げ、参加企業の皆様と一緒に価値を創出します。





2. CDEC の主催理由

 昨今のトレンドとして、多くの企業では情報システムやアプリケーションの一部をクラウドに移行し、複数のクラウドとオンプレミスを巧妙に使い分けて運用する、いわゆる『ハイブリッドクラウド』の形態が主流になりつつあります。

 この流れについて、CDEC事務局の岩崎 敬介は次のように語ります。「世の中の流れは、ビジネスのデジタル化によってハイブリッド化が進み、さらにマルチクラウドへと進展しつつあります。しかし情報システム部門と事業部門(LOB)とでは、そのアプローチは大きく異なっています。情報システム部門は『Lift and Shift』というキーワードでもわかるように、既存のオンプレミスシステムをとりあえずIaaSでクラウドへと移行し、その後PaaSやSaaS利用へと進もうとしています。これに対してLOBは、新規ビジネスのためにクラウドのサービスや機能を使いたいという要望が強いため、いきなりPaaSやSaaSを使う傾向があります」。



CDECとは

図 1. 世の中の状況(クラウド利用の変化)



 クラウド利用に対する情報システム部門と LOB のアプローチの差異は、企業システムの現場に少なからぬ混乱をもたらすことになります。またデータセンター機能などのシステム基盤に求められる要件に関しても、前提条件が大きく変化することになるでしょう。しかしその変化の方向を正確に見定めているIT担当者は、まだ決して多いとは言えないのではないでしょうか。


 このような状況に風穴を空けるべく、CTCは「CDEC」を主催することにしました。





3. CDEC が参加者に提供する 3つの価値

 CDEC では参加者の皆様に3つの価値を提供します。

  • 課題解決
  • トレンドの情報収集
  • 気づきの取得




3-1. 課題解決

 同じような境遇の会社が集まることで、課題と解決策を共有することが可能になります。



3-2. トレンドの情報収集

 1つの情報ソースのみならず複数の情報ソースから、先進的トレンドの情報を収集できる場にします。



3-3. 気づきの取得

 様々な事例から、新たなビジネスへの気付きが生み出します。




CDECとは

図 2. コミュニティ趣旨




 取り扱うテーマとしては、データセンターにつながる環境を網羅的にカバー。コミュニティのタイトルに『データセンター』が含まれてはいるものの、データセンターの内部機能だけではなく、ハイブリッドクラウド時代に即した範囲へと、順次拡大していきます。

 その目的は、マルチベンダーのハイブリッドクラウドのトレンドを共有しながら、クラウドを使う側と提供する側をつないでいくことです。

 さらに、CDECで得られた知見を、CTCのサービスや他のクラウド事業者との連携などにもフィードバック。お客様へと積極的に還元していくことも目指しています。






4. CDEC の開催案内

 2020 年 12 月 4 日(金)にWebinar型式にて「CDEC7.0」を開催します。テーマは「マルチクラウド運用に関するオンライン交流会」です。参加者の皆様とともにセキュリティやガバナンス、コスト管理などのマルチクラウドの運用や運営などに関しての情報交換する場となります。詳細は下記をご覧ください。


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開催レポート. CDEC 5.0

 2020 年 7 月 17 日、CDEC 5.0 を開催しました。5.0 では「コロナ禍における、IT運用 / インフラへの影響度」について、過去に開催したCDECにご参加いただいた皆様を中心にアンケート調査を行い、その結果をご紹介するとともに、さらなる深堀りを行うという趣向にて実施いたしました。



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開催レポート. CDEC 4.0

 2019 年 12 月 18 日、CDEC 4.0 を開催しました。4.0 では「マルチクラウド時代におけるネットワークの課題」に関するアンケート調査を基に、クラウド、セキュリティ、ネットワークについて参加者の方々とディスカッションを行いました。



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開催レポート. CDEC 3.0

 2019 年 10 月 25 日、CDEC 3.0 を開催しました。3.0 では「マルチクラウド時代におけるネットワークの課題」をテーマに掲げ、アンケート調査結果をもとに、ご参加いただいた方々と「企業が抱えるクラウド利用とネットワークの課題」について洞察しました。 



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開催レポート. CDEC 2.0

 2019 年 8 月 6 日、CDEC 2.0 を開催しました。2.0 では下記の 2 部構成にてご参加いただいた企業と CTC とで意見交換、フリーディスカッションを行いました。

  • 【前半テーマ】データ活用とデータマネジメント ~データドリブン経営への変革に向けて~
    • データドリブン経営への変革に向けたデータ活用やデータマネジメントの現状と今後の取組みについて、CDEC にご参加いただいた企業に伺ってみました。



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  • 【後半テーマ】AI・RPA × 人の共創 ~システム開発の現場で業務効率を高める方法と費用耐効果~
    • 国内企業のシステム開発現場において、年々深刻化するエンジニア不足。CDEC にご参加いただいた企業における現状と、課題への対策について、ディスカッションしました。



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開催レポート. CDEC 1.0

 2019 年 5 月に初回となる CDEC 1.0 を開催しました。1.0 では「ハイブリッドクラウド時代のユーザー認証」をテーマに掲げ、CTC が下記について整理した後、ご参加いただいた企業とフリーディスカッションを行いました。フリーディスカッションでは、ご参加企業が抱える課題に加えて各社の経験やナレッジ、CTC の事例もあわさることで、課題解決のヒントとなる有益な情報交換及びディスカッションが展開されました。 

  • 認証/ID管理についての最新トレンドと導入事例

  • 第2世代認証基盤の具体例



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著者プロフィール

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岩崎敬介
伊藤忠テクノソリュージョンズ株式会社在籍中 | 1. 現在の担当業務 : データセンターサービス全般のマーケティング、販促活動、次世代データセンターサービスのビジネスモデル開発、CDEC事務局長 | 2. これまでの担当業務 : データセンターにおけるカスタマーサポートエンジニア、顧客オフィスにおけるISOマネジメントシステム事務局、データセンターサービス品質改善、データセンターサービス提供主管、回線サービスリセール | 3. 趣味 : お酒に合った食事を考えること、食べること、動画閲覧(海外TVメイン、映画) | 4. 座右の銘 : 楽しく過ごす

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