どちらの方が安全? iPhoneとAndroidのセキュリティ比較

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気軽にインターネットに接続でき、カメラ・音声認識・電子マネーなど、多彩な機能を搭載しているスマートフォン。すでに日本では国民1人に1台以上の普及率となっています。2015年には世帯あたりのスマートフォン普及率が従来型の携帯電話を初めて超え、実質的にスマートフォンがメイン端末であると言えます。今回は、お使いの端末はもちろん、今後機種変更をする場合に気をつけたいポイントでもある、iPhoneとAndroidのセキュリティについて比較します。

■ iPhoneとAndroid セキュリティの違い

インターネットに接続できる端末の種類が増えた現在では、様々なコンピュータウイルスが出現し、スマートフォンやタブレットを狙ったものも耳にするようになりました。気軽に使えるスマートフォンだからこそ、セキュリティ対策が重要になっています。Apple社のiPhoneと、Google社のAndroid。この二つにはどのような違いがあるのでしょうか?セキュリティを比較してみると、いくつかのポイントがあることがわかります。

  • iPhoneのメリットとデメリット

【メリット】

  1. 筐体(ハード)とシステムプログラム(ソフト)の組み合わせが唯一であるため、ハードとプログラムが安定的に稼働し、1社が筐体とシステムプログラムを開発していること
  2. システムの基盤となっているiOSのコードが非公開であるため、不正にプログラムコードの変更や改変が行われる可能性が少ないこと
  3. 全てのiPhoneアプリは審査を通過し、Appstoreに公開される仕組みであり、Appleで承認されたアプリしか利用することができないこと
  4. 販売されている全ての機種はもちろん、過去に販売された機種であっても最新版のOSをインストールし直すことができるため、セキュリティ対策が万全なこと

【デメリット】

  1. 様々な問題への対応は全てAppleが行うため、迅速な対応がしにくいこと

 

  • Androidのメリットとデメリット

【メリット】

  1.  Androidはオープンソースであるため、多くの技術者が更新可能であり、何か問題が起きた時にも迅速に対応が可能なこと

【デメリット】

  1. Androidアプリは公式ストア「Google Play」以外でも配布・ダウンロードが可能なため、審査を通過しないアプリを不用意にインストールしてしまう場合があること
  2. 最新版のAndroidをインストールできる機種が新しい機種に限られるケースが多く、脆弱性対応されたAndroidOSであっても、インストールすることができない場合があること
  3. オープンソースであるため、改変が自由にできてしまうこと

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iPhoneとAndroidのセキュリティはパソコンと比較すると、多くの機能があらかじめ守られた設定になっているため、初心者でも使いやすい端末であると言えるでしょう。

Androidはオープンソースとしてソースコードが公開されているため、何かトラブルが起きたときや脆弱性が見つかった時の対処が早いことが特徴となります。またコードが公開されていることにより、不正なアクセスや機能利用が起きるリスクもiPhoneと比較すると、Androidの方が高いと言えます。

アプリの審査については、Androidは審査を受けていないアプリも公開されているため、所有している端末に悪影響を及ぼす可能性があります。

このようにiPhoneとAndroidを比較すると、iPhoneの方がより安全性の高い仕組みで動いていると言えるでしょう。とはいえ、iPhoneであっても、不用意に危険性の高いサイトを訪れたり、発行元の不明なデータをダウンロードしたりすることでウイルスやマルウエア感染が起きる場合もあります。

■さいごに

肌身離さず使うスマートフォンだからこそ、セキュリティについてはしっかり理解し、端末の種別に限らず、危険性の高いサイトへのアクセスやデータをインストールすることの無いように注意しながら利用したいものですね。

 

著:ビジネス on IT運営事務局、モバイル班

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