VMware Cloud on AWSとは|VMC on AWS

1. VMware Cloud on AWSとは

 VMware Cloud on AWSはVMware社が提供する、AWSのインフラを活用したベアメタル型のIaaSサービスです。AWSグローバルインフラの上で動くVMware vSphere、オンプレミスシステムとの相互連携を可能にするVMware HCX、AWSネイティブサービスとの連携を可能にするVMware Cloud ENI(Elastic Network Interface)で構成されています。

 これによってオンプレミスのアプリケーションを、そのままAWSへとリフト&シフトできるようになります。同一の仮想化基盤を利用するため、アプリケーション改修は必要ありません。VMware HCXによってL2延伸を行うため、相互方向のvMotionも可能。AWSネイティブサービスとも、25Gbpsの高速通信で連携できます。




2. VMware Cloud on AWSのユースケース

VMware Cloud on AWSによって、以下のようなユースケースが可能になります。

  • クラウドDR
    • オンプレミス環境のデータをAWSにも保管することで、DRを低コストで実現できます。またオンプレミス環境が被災した場合には、AWS上で仮想マシンを立ち上げ、システム稼働を継続することも可能です。


  • クラウドバースト
    • オンプレミス環境のリソースが不足した場合には、AWSへとvMotionを行うことで、AWSのリソースを活用できるようになります。


  • クラウドシフト
    • アプリケーションの改修を行うことなく、段階的にクラウドへのリフト&シフトが行なえます。これによってシステムの柔軟性や即応性を高めることが可能になり、インフラ運用管理の負担も軽減できます。


  • オンデマンド
    • 新規ビジネスや顧客リレーションを強化するシステムを、AWS上でスピーディに立ち上げられるようになります。アプリケーション開発手法は、従来のものがそのまま利用可能。スケールアウトや廃棄も容易です。

関連記事はこちら