DevOpsの成熟度モデル

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オープンソースのクラウドプラットフォーム基盤として活用されるOpenStackを中心に、Dockerやコンテナなどを提供する米国のSolinea(ソリニア)。ソリニアでは、自社のウェブサイトで様々な情報発信をしています。
今回はソリニアがブログで公表した
The Solinea DevOps Maturity Model」をご紹介します。
(原文記事掲載日:2016年10月4日)

フレームワーク
大規模なエンタープライズ企業には、DevOps導入は厳しいものとなります。最も難しくて重要なポイントとは、どのように“フレームワーク化”を進めるか、になるでしょう。DevOpsへの移行の際には企業内、ましてや多くの異なる部門の変更を伴うのですが、必要となる「変化」を説明するための包括的なフレームワークがないので、経営層やマネージャー陣はしばし、無力になります。
簡単に言えば、段階的にDevOpsの採用ができるよう組織へ手引きできる、ロードマップが必要なのです。

4つの柱
ソリニアは、DevOpsの導入支援を多くの大企業向けに実施してきました。これまでの経験により、すべての組織には共通の実装パターンの傾向があると考えています。エンタープライズ企業におけるDevOps導入には4つの基本となる要件が求められます。その4つとは、「文化・プロセス・人・技術」です。これらをDevOpsの導入においての4つの柱としています。

DevOps成熟度モデル
企業におけるDevOpsの成熟度を「5つのレベル」に分け、それぞれの軸に沿ってどのような状況であるのか、1枚にまとめています。DevOps成熟度モデルは、DevOps導入及び定着化の状況を図るためのアセスメントツールとして誰でも利用できるようにソリニアが準備したものです。

Maturity Model_jp

図では、DevOpsの成熟度モデルを下記の5つのレベルに定義しています。
・レベル1「初期」   成熟したプロセスを導入する出発点に到達した
・レベル2「管理」   反復してプロセスを事項できる
・レベル3「定義」   ビジネスモデルとして明示的に定義され、承認を受けている
・レベル4「定量的管理」複数のタスク・プロセスに対して定量的に制御されている
・レベル5「最適化」  継続的に自らのプロセスを最適化でき、改善が行なえている

ソリニアによると、多くの企業ではDevOpsの成熟度は思うように進んでいなく「レベル2」の企業が最も多い、としています
ぜひ参考にしてみてください。(Maturity Model図の和訳は古川、記事は加藤著)

著者プロフィール
氏名:古川 雅弘
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社。
過去にJavaの開発からミドルウェア製品やサーバ製品の製品技術主管を担当し、2015年4月からOpenStackに関連する構築運用等の技術担当に。ゲーム好き。
著者プロフィール
氏名:加藤 美穂
2001年~:香港をハブとしてタイ・インドネシア・ベトナム・中国各拠点に展開している大規模メールシステムの運用管理を香港で経験。
2006年~:エンジニアとして伊藤忠テクノソリューションズ株式会社に入社し、翌年企画部門へ異動、データセンターのマーケティングコミュニケーションを経てクラウド部門へ。OpenStackは2014年のOpenStack Summit香港開催ごろより。特技は広東語。
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