高度化・複雑化の進むITインフラに対し、バックアップシステム運用現場に効率化が求められています。CTCは、運用自動化システムをWebポータルから利用できるソリューション「AOplus(エーオープラス)」をVERITAS NetBackupシリーズに適用することで、バックアップ運用の課題を解決します。
AOplusの特徴的な操作画面および自動化エンジンとの連動により、これまでの運用手順の可視化・簡易化・正確化を促進します。いつでも・誰でも・正確な業務遂行を実現し、システム運用の品質向上に貢献します。
「AOplus [エーオープラス] for NetBackup」は、VERITAS NetBackupシリーズで構成されたバックアップ基盤とユーザーとの間に自動化エンジン及び運用ナビゲーションポータルを構成することで、バックアップ業務をいつでも・どこでも・誰でも実現可能とする運用自動化ソリューションです。
「AOplus for NetBackup」は、NetBackupシリーズにおけるコマンドライン操作全てを対象に自動化コンテンツとして提供することが可能です。では、すぐにお使いいただける自動化コンテンツの例をご紹介します。
■CASE 1 バックアップポリシー作成をユーザー部門が実行
NetBackupのバックアップポリシー管理は、製品のGUIから実施するのが一般的ですが、「AOplus for NetBackup」なら、この作成をExcelの専用パラメータシートから読み込み、実行できます。パラメータシートにはバックアップ環境に応じて必要な項目のみが記載されており、不要な情報の誤入力や管理を回避することが可能になります。また、パラメータシートはファイルサーバなどからAOplusが自動的に読み込むことができるので、ヒアリングから申請、実装までを大幅に効率化する業務フローも可能になります。
■CASE 2 インスタントリカバリ運用を一元管理
NetBackup for VMwareの環境において、バックアップ済み仮想マシンのvmdkファイルを直接起動させることで、通常のリストアよりも迅速な復旧が可能な「インスタントリカバリ」機能をWebポータルから運用できます。インスタントリカバリに必要な事前の環境確認やIDの管理も含め、Webポータルから自動チェックして簡単に実行でき、復旧目的だけでなくテスト環境の生成などにも活用できます。
■CASE 3 リストア作業を前後含めて自動化
VMware仮想マシンのバックアップをリストアする作業が簡単に行えます。バックアップ元とは異なる仮想環境へのリストアも可能ですので、NetBackupの自動複製機能(Auto Image Replication)を用いて構成した災害対策環境でも活用できます。更に、「AOplus」が提供する仮想環境やOSへの自動化コンテンツと組み合わせることで、リストアの前後で発生する環境整備も含めて自動化することができます。これにより、ディザスタリカバリにおける高度で複雑な復旧作業の品質向上と時間の短縮が図れます。
■NetBackup Applianceを含めた運用自動化
NetBackupのアプライアンスとして好評いただいているNetBackup Applianceを対象とする運用自動化を実現します。
通常版のNetBackupとの統合管理が可能。CTCは、ベリタステクノロジーズ及び日立製作所との長期にわたるパートナーシップに基づく検証を実施済みですので、CTCのみが本構成のサポートをご提供できます。
■バックアップ運用のみならず、システム全体を自動化
本ソリューションは、運用自動化ソリューション「AOplus」の最新オプションとなります。
「AOplus」によってバックアップ運用のみでなく、OS・ネットワーク・仮想環境といったあらゆるシステムインフラを対象とする統合的な自動化を推進することが可能になります。
■ワンストップで運用自動化をサポート
「AOplus」は製品+サービスの一体型ソリューションです。
運用自動化システムの導入・構築のみならず、自動化範囲を特定するアセスメントからお客様をご支援し、システム構築後の保守サポートまでを、CTCグループが一気通貫でご提供します。
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