
SAP、基幹システムクラウド
ABAPでSAP ERPシステムを構築する際の考慮点とは
Fit to Standardの観点からは「ない方が好ましいABAP」。実際には活用が必要になる場面も生じます。そこで今回は「ABAP」の技術的要素に踏み込み、システム構築をする中でABAPを活用する際、DXに向けて必要となる検討事項と、その際に役立つナレッジをご提供していきます。
2022/01/17
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)のプライベートクラウド
CUVICmc2のサービスメニューと利用料金について解説します。自社に適したサービスメニューの選択についてお悩みの方は是非、お問合せください。
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CUVICmc2は基幹系システムを安心してご利用いただけるよう、クラウド基盤(IaaS)やOS・ミドルウェア運用サービスに加えて、検討・計画や導入・移行から導入後の運用・改善など、基幹系システムのIT基盤を包括的に支援いたします。
CUVICmc2のサービスメニューを構成する4つのサービスメニューについて解説します。
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世界最高評価のセキュリティ設計を踏襲した高信頼のIaaSサービスで、基幹系システムの重要度に応じてサーバー稼働率(SLA)や災害復旧(DR)環境の有無、ストレージ応答時間、バックアップ機能、セキュリティ機能を選択することが可能です。
SAP S/4HANAの導入を検討しているお客様は、テラバイト相当の大容量メモリメニュー(SAP HANA特化サーバー)を利用することができます。
コンピュートサービスとは、サーバーとして使用するCPU・メモリーといったリソースを提供し、自由に仮想マシンを構築することが出来るサービスです。
CUVICmc2では、CPU・メモリーの使用量に基づく従量課金を実現しています。たとえば電気料金がKW単位による使用量で従量課金されるように、CUVICmc2では、CPU・メモリ・I/O・ネットワーク帯域の使用量をμVM(マイクロヴイエム)という単位で従量課金します。
利用者は、管理ポータルを用いて自由に仮想マシンを作成・操作することが可能です。
選べるコンピュートのタイプは、開発・検証環境用途のBasicと本番環境用途のCoreから選択可能です。コンピュートCoreとストレージサービスのレプリケーションストレージの組み合わせにより、DR対応が可能となります。
コンピュートメニューでは可用性SLAを定めており、最高99.999%の可用性率を設定しています。
SAP S/4HANAのような大容量サーバーが必要な場合には専有サーバーメニューも用意しています。
*1. SAP HANAのライセンスおよび製品サポート契約はお客様にてご準備ください。
*2. 専有サーバー数とμVM消費量にて課金されます。専有サーバーはお客様にて必要なサーバー数をご契約いただきます。
ストレージサービスとは、仮想マシンにマウントするストレージを性能や用途に応じて自由に選択できるサービスです。コンピュートサービスとセットで使用します。
利用者はシステムの重要度に応じてストレージのパフォーマンス指標である応答時間を10ミリ秒以下、20ミリ秒以下、ベストエフォートから選択することが可能です。また、遠隔地にあるデータセンターへのレプリケーションの有無を選択することが可能です。ストレージメニュー毎に容量単位(GB)で課金します。
ネットワーク/セキュリティサービスとは、共有型のインターネット接続やIPSec VPNサービスなどCUVICmc2環境とのネットワーク接続、負荷分散機能やファイアウォール機能といったセキュリティを提供するサービスです。
表 4. インターネット接続サービスの月額料金
*3. お客様拠点側のインターネット回線接続環境とVPN装置は、お客様にて用意および維持管理していただく必要があります。
*4. 別途、帯域確保型のインターネット接続サービスをご提供しています。
表 5. ファイアウォールサービスの月額料金
表 6. 負荷分散サービスの月額料金
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OS・ミドルウェア運用サービスとは、運用管理に精通したエンジニアによるOS・データベースやSAP BASIS向けマネージドサービスです。
OS・ミドルウェア運用サービスをご利用いただくことで、お客様はインフラ運用の負担を大幅に軽減すると共に、IoTやAI、ディープラーニング、ARやVRといった将来のIT開発へ人的リソースを再配置することができるようになります。
CUVICmc2の特徴である時間単位の料金設定が、顧客システムの規模やフェーズに合わせた運用コストを最適化します。専任の要員を抱えるほどの作業は無いが、何かあった際には専門家の支援が欲しいというニーズにも柔軟に対応できるメニューです。
表 7. マネージドサービスの内容と月額料金
CUVICmc2では、SAP専門の運用部隊だけで約100人ものエンジニアを擁しており、アプリケーション、データベースを含むSAP BASISの運用支援が可能な体制が整っています。20年以上にわたるSAPの運用経験がCUVICmc2のサービスリクエストメニューに反映されています。SAPに関するものだけで25パターンを標準化しており、それぞれに定額料金(実作業時間が超過しても追加請求がない)が設定されています。
SAP S/4HANAに限らずSAP ERP環境を安心してCUVICmc2に移行して運用することが可能となります。
バックアップサービスとは、エンタープライズクラスの統合バックアップサービスを要件に応じてセルフサービスでご利用いただけるサービスです。
一般的なIaaSが提供するストレージのスナップショット機能だけでは、基幹系システムに求められるデータの整合性を考慮したバックアップには不十分です。そこでCUVICmc2では、データの整合性を担保する最適なポイントへのリカバリーや災害時の早期復旧を支援するために高性能なバックアップサービスを標準メニューに加えています。
災害対策を課題とする要件向けに、セカンダリーデータセンターへの遠隔バックアップもメニュー化しています。
バックアップの対象となるソース容量とバックアップ保管容量は従量課金となります。セルフサービスによる運用を望まない場合は、弊社にバックアップ運用をアウトソースできます。
監視サービスでは、24時間365日の監視とお客様ご指定の連絡先への通知を行います。オプションとして「リソース利用率データ提供」を利用いただけます。
初期料金と監視ポイントを用いた月額ポイント制の課金にてご利用いただくことができます。
表 10. 監視メニューと月額料金
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