世界最高評価のセキュリティ設計を踏襲した高信頼のIaaSサービスで、基幹系システムの重要度に応じてサーバー稼働率(SLA)や災害復旧(DR)環境の有無、ストレージ応答時間、バックアップ機能、セキュリティ機能を選択することが可能です。
SAP S/4HANAの導入を検討しているお客様は、テラバイト相当の大容量メモリメニュー(SAP HANA特化サーバー)を利用することができます。
・コンピュートサービス (仮想マシン、SAP HANA)
・ストレージサービス
・ネットワーク・セキュリティサービス
■ コンピュートサービス (仮想マシン、SAP HANA)
コンピュートサービスとは、サーバーとして使用するCPU・メモリーといったリソースを提供し、自由に仮想マシンを構築することが出来るサービスです。
CUVICmc2では、CPU・メモリーの使用量に基づく従量課金を実現しています。たとえば電気料金がKW単位による使用量で従量課金されるように、CUVICmc2では、CPU・メモリ・I/O・ネットワーク帯域の使用量をμVM(マイクロヴイエム)という単位で従量課金します。
利用者は、管理ポータルを用いて自由に仮想マシンを作成・操作することが可能です。
選べるコンピュートのタイプは、開発・検証環境用途のBasicと本番環境用途のCoreから選択可能です。コンピュートCoreとストレージサービスのレプリケーションストレージの組み合わせにより、DR対応が可能となります。
コンピュートメニューでは可用性SLAを定めており、最高99.999%の可用性率を設定しています。
表 1. コンピュートメニューと月額料金
SAP S/4HANAのような大容量サーバーが必要な場合には専有サーバーメニューも用意しています。
表 2. SAP S/4HANA 向けコンピュートメニューと月額料金
*1. SAP HANAのライセンスおよび製品サポート契約はお客様にてご準備ください。
*2. 専有サーバー数とμVM消費量にて課金されます。専有サーバーはお客様にて必要なサーバー数をご契約いただきます。
■ ストレージサービス
ストレージサービスとは、仮想マシンにマウントするストレージを性能や用途に応じて自由に選択できるサービスです。コンピュートサービスとセットで使用します。
利用者はシステムの重要度に応じてストレージのパフォーマンス指標である応答時間を10ミリ秒以下、20ミリ秒以下、ベストエフォートから選択することが可能です。また、遠隔地にあるデータセンターへのレプリケーションの有無を選択することが可能です。ストレージメニュー毎に容量単位(GB)で課金します。
表 3. ストレージメニューと 1GB あたりの単価
■ ネットワーク・セキュリティサービス
ネットワーク/セキュリティサービスとは、共有型のインターネット接続やIPSec VPNサービスなどCUVICmc2環境とのネットワーク接続、負荷分散機能やファイアウォール機能といったセキュリティを提供するサービスです。
表 4. インターネット接続サービスの月額料金
*3. お客様拠点側のインターネット回線接続環境とVPN装置は、お客様にて用意および維持管理していただく必要があります。
*4. 別途、帯域確保型のインターネット接続サービスをご提供しています。
表 5. ファイアウォールサービスの月額料金
表 6. 負荷分散サービスの月額料金