低コストでタブレットを運用する為の法人向け格安SIMのススメ
企業でiPadやAndroid Tablet、Windowsタブレットを利用する際の5つのチェックポイントをご紹介!

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法人向け格安SIMの拡大

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タブレット導入の際に、大きな障害の1つとなるのが運用コスト、もっと具体的に言えば通信費であることは今更言うまでもないだろう。すでにタブレットの導入が進んでいる企業においても、通信費の圧縮は課題であるはずだ。そこで上がってくるのが法人向けの格安SIMである。個人向けについてはかなり以前から広く認知されているが、法人向けについても次々とサービスが拡大している。

格安SIMというと、安かろう悪かろうで、価格に騙されて使ってみたら全くうまくいかなくて大損をしてしまう、なんていうイメージの人もいるかもしれない。総合的な品質を考えた時に、docomo、au、SoftBankのいわゆる3大キャリアと比べて安い分、劣っている部分があるということは間違いではない。しかし一方で、全てのビジネスシーンにおいて3大キャリア並みの品質が必要かと言えば、実はそんなことはない。

重要なことは、メリットとデメリットをふまえて、現場にあわせた運用をすることである。今回は、格安SIMとはどういうものなのか、というところから始めて、気をつけておきたいデメリットについて解説していきたいと思う。デメリットをふまえることは、実際や業者やプランを選ぶ際にチェックしなければいけない点をおさえることにもつながるので、是非確認して欲しい。

MVNOとは?

格安SIMについて考える時、まず大前提として知っておいて欲しいことは、なんで安くなっているかだ。安いものにはワケがあるが、そのワケをあらかじめ知っておきさえすれば、失敗する確率は格段に減るだろう。一方で、ワケありだったとしても、それが自分にとって気にならないものであれば、お得なサービスに早変わりする場合もある。

格安SIMを提供する業者を「MVNO」という。言葉は聞いたことがあると思うが、これが実はどういう意味なのかというのは知らない人が少なくないかもしれない。MVNOとは「Mobile Virtual Network Operator」の頭文字を取ったもので、日本語訳すると「仮想移動体通信事業者」となる。無線通信回線の設備を持たずに、スマートフォンなどの通信サービスを行う事業者のことだ。

従来は総務省から電波利用免許を受け、無線通信回線設備を整えなければサービスは行えなかったが、現在では免許の交付を受けて設備も持っている事業者からインフラを借りてサービスができるようになっている。いわば、免許を持つ大手キャリアから回線の卸売りをしてもらって、販売しているのがMVNOである。

本来的には、限られた事業者しか許可されていないことで多様性が無く、ニーズにあったサービスが展開されにくい無線通信事業を、様々な企業が参入することで独自の付加価値をつけて多様なサービスができるようになる、というものだが、多くの場合注目されるのは価格面だろう。だから、MVNOと言えば格安SIMを指すのである。

そもそもは大手キャリアの回線を使っているわけだが、それをそのまま大手キャリアと同じように提供しても意味は無い。だから格安にするためにスペックやサービスを落としている。それが、問題の無い範囲だったか、というのが確認するべきポイントだ。言い換えれば、大手キャリアのプランではオーバースペックだったと判断できれば、質を落とすことは無駄を省くことと同じことになる。

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