事例で学ぶ、世界のIoT先進企業における活用方法

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IoTの利用が広まり、バズワードとして叫ばれるだけではなく、実務的なソリューションとして提供される事例が増えてきた。海外の先進的な事例から、その動向を探る。

 

■Diageo:スマートなウィスキー瓶

スコッチ・ウィスキーの世界的銘柄ジョニーウォーカーを含む総合酒類メーカーDiageoは、ウィスキー瓶にセンサー・タグを添付し「スマート」なボトルを開発した。センサー・タグによるボトルの状態監視は、工場の製造・出荷段階から始まる。ICタグに紐付けられた一意の識別番号により、どのボトルが工場にあるのか、店舗にあるのか、消費者に届けられ、それ以外の場所にあるのかが把握可能だ。

スマートなウィスキー瓶は、瓶の開閉状態を感知できる。消費者が瓶を開封した後に、センサーをスマートフォンアプリで読み取ると、瓶の状態に応じて、最適なメッセージが消費者に届く。また、この機能は品質管理にも役立つ。工場出荷段階で瓶が開かれた場合、異物混入などのリスクを検知できるからだ。ジョニーウォーカー以外のブランドも保有するDiageoは、他の製品にもスマートな瓶を展開し、リアルタイムの商品情報解析を進めていくと見られている。

IoT_Diageoのスマートボトルが提供する機能

Diageoのスマートボトルが提供する機能

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