BIツール選定で失敗しないためのポイントとは?

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使い勝手が悪く要件に合わないBIツールは、多額の予算を投入した割に、誰にも使われないシステムになってしまう。導入失敗を避けるには、どのような対策をとればよいのだろうか。

◎現場のユーザーに受け入れられないBIツール

BIツールをせっかく導入しても、ユーザー部門から受け入れられず、投資しただけの成果が上げられないケースが見受けられる。BIツールは経営層から現場まで様々な立場のユーザーが異なる使い方をするため、それぞれが要件を満たすようにすると、導入が困難になるからだ。業務や企業文化の観点に加え、処理時間がかかり過ぎる等、技術的にも要件に合わないシステムを構築してしまうリスクもある。

一つの失敗例として「ユーザーがBIツールを使いこなせない」という状況がある。機能が豊富過ぎたり、プログラミングや統計の知識が求められたりすると、多くのユーザーにとっては、何をすればよいのか分からなくなり、BIツールから離れる結果を招く。使い慣れたExcelの方が便利だと認識されてしまっては、BIツールを導入した意味がない。

「一部の社員しかBIツールを利用していない」という失敗例もある。データや分析レポートの共有が進まなければ、せっかくデータから得られた知見が企業としての競争力につながらず、期待した投資対効果が得られない結果に終わる。経営者や管理職がBIツールの価値を理解していない場合、定量的な意思決定の重要性が理解されず、いつまでも勘と経験に頼った経営を行ってしまうだろう。

技術的なリスクとしては「期待したパフォーマンスが出ない」点が上げられる。大量なデータを処理するBIツールは、システムに高い負荷がかかるため、ユーザーが期待するような処理速度が出せないケースがある。いつまで経っても分析結果が返ってこないシステムをユーザー部門に押し付けても仕方がない。パフォーマンス検証はBIツール導入の肝となる。

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