AWSを活用してデータ分析を導入しよう! Tableau×Amazon Redshift

amazon-redshift

最近では「ビッグデータ」という言葉も耳に馴染み、データを活用して売上向上やコスト削減に役立てられている事例も増えてきました。データ活用、分析において、序盤はエクセルでの解析を実施している方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、この解析対象のデータソースが拡大していき、さらに複雑な分析を実施するにつれ、エクセルでの分析では限界を感じている。という言葉をよく聞きます。

そうなると、データソースのシステム化や解析ソフト導入の検討が開始されますが、エクセルから始めた業務であるため、予算取得が難しい。といった意見も多く、せっかくの宝の山をみすみす手放す…という話も聞こえてきます。

今まではこうしたデータ解析のシステムの構築に膨大なコストがかかり、よほどの大企業でないと導入が難しい状況でした。最近になり、「クラウドの活用」×「安価で高品質なデータ解析ソリューションの登場」により中小企業でも手軽に「ビッグデータ」を活用できる時代になりました。

そこで、今回は安価で「ビッグデータ」解析を始めたい皆さまのために、「Tableau」×「Amazon Redshift」の最強コンビをご紹介したいと思います。

■Tableau(タブロー)とは?

ビッグデータを活用するとなると、専門知識を有するデータサイエンティストの手を借りないと難しいと思っている方も多いと思いますが、Tableau(タブロー)を使うと専門知識がないマーケティング部門等のユーザでも簡単にデータ分析ができるようになります。また、低価格で小さくすぐに始められるため、多額の初期投資の稟議を通す苦労もありません。

Tableauデータビジュアライゼーション技術

データビジュアライゼーションとは、「視覚」に強力にアピールするTableau独自の情報活用技術です。つまりお絵かきの感覚で、誰でも簡単に必要な要点を、適切に分かり易く表現することが可能です。

Tableauデータビジュアライゼーション技術 

優れた操作性と豊富なビジュアル表現

Tableauは直感的なドラッグ&ドロップ操作のみで利用可能です。
また、単純にグラフを用いるだけでなく、「色」「サイズ」「形状」なども用いてデータを分かり易く表現することができるため、データに潜む課題やインパクトをもたらすデータを一目で識別することが可能です。

優れた操作性と豊富なビジュアル表現

Tableauは、低価格で開始することができるため、データ分析の閾値はだいぶ下がりました。ここで問題になってくるのが、データソースの保管場所です。

これまでは、データを保管するのに高価なデータウェアハウス基盤を購入する必要がありました。これではせっかく解析ソフトが安くても、基盤の投資にお金がかかるということになってしまい本末転倒です。

そこで、おすすめなのがAmazon Redshiftです。

Amazon Redshiftとは?

Amazon Redshift はクラウド型のデータウェアハウス(DWH)です。多くのデータウェアハウス製品と違い、初期費用不要で大量のデータを高速かつ効率よく分析できるようになります。

大幅なコスト削減

Amazon Redshiftで特徴的なのはそのコストで従来のソリューションの 1/10 以下で利用することが可能です。クラウド型のためハードウェアの調達はなし。初期費用不要で開始することができます。

まずは小規模に1 時間あたりわずか 0.25 USD から始めることができるため、同じくスモールスタートが可能なTableauとの親和性が高いデータウェアハウスです。

もしデータ量が増加した場合でも年間 1 テラバイトあたり 1,000 USD の費用でペタバイト規模にスケールアウトすることができます。

Amazon Redshiftもマネージドサービスで提供

Amazon Redshift は他のAWSサービスと同様、フルマネージドで提供されています。

通常、相当な労力を必要とするデータウェアハウスの管理、モニタリング、スケーリングなど、一般的な管理作業の大半を簡単に自動化できるため、ユーザはデータの解析とビジネスに専念できます。

Redshiftのアーキテクチャ

高パフォーマンスのローカルディスク、および超並列クエリ実行を使用して、ペタバイト単位の構造化データに対して複雑な分析クエリを数秒で実行することが可能です。

パフォーマンスが足りない、そんなときはノードを追加することでパフォーマンスの増強が可能なのもうれしいですね。

MPP(超並列演算)

MPP(超並列演算)

 

導入事例

それではここで事例を1つご紹介したいと思います。

このシステムは、データセンターとAWSをWAN網で接続し既存データセンターに設置しているシステムとRedshiftが連動してデータの分析を実行しています。「Tableau」 × 「Amazon Redshift」のメリットを生かし、スモールスタートで導入しました。

現在は順調に解析対象のデータ量が増加しており、初期導入時よりスケールアウトしています。 また、営業時間外はRedshiftを停止させているため、フルタイムでRedshiftを利用した場合と比べ、半額程度まで利用料を抑えることが出来ています。 いずれもクラウドの特性を活かしており、価格メリットを見出した事例になります。

Tableau x Amazon Redshift導入事例

まとめ

今回は「ビッグデータ」を活用するための最強コンビ 「Tableau」×「Amazon Redshift」をご紹介させていただきました。

「Tableau」×「Amazon Redshift」は「安くて」(スモールスタート、従量課金)「早くて」(高性能のディスク、複数クエリの実行)「楽」(セルフサービスポータル、マネージド提供)の三拍子そろったソリューションです。

 CTCは、データウェアハウス及びビジネスインテリジェンスの専門組織と、AWSエキスパートの支援により「Tableau」×「Amazon Redshift」の提案・導入活動を推進しております。

みなさんも是非データを活用して、売上向上やコスト削減に役立てられてはいかがでしょうか。

 

著者プロフィール
氏名:千田 智永
伊藤忠テクノソリューションズが提供するAWS導入・運用支援サービス「CUVIC on AWS(キュービック オン エーダブリューエス)」でNW、OS、MWまで幅広い知識を活かし、顧客向け導入支援やお客様のシステム設計、導入に従事。AWSに関しての深い知識でお客様のAWS活用をサポートすべくAWSアーキテクトとして奮闘中。

AWSの支援に関するお問い合わせ
ビジネス on IT運営事務局 AWS担当 cuvic-info@ctc-g.co.jp

Pocket

コメント