OpenStack事例ホワイトペーパーを読み解く(前半)  

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第2回ではOpenStackとは?について簡単にお伝えしました。

いくつかキーワードが出てきましたがいかがでしたでしょうか。

クラウドOS、大規模コンピューター、ストレージ、ネットワークリソース、ダッシュボード、管理、ウェブインターフェースの7つです。

今回はOpenStack事例ホワイトペーパーを読み解く!と題してOpenStack FoundationのメンバーとOpenStackのコンサルや運用支援を主に手掛けるSolinea社(米国)が寄稿したホワイトペーパーの内容を前半・後半の2回に分けてご紹介しながら、OpenStack導入へのステップについて考えていこうと思います。

このホワイトペーパーで登場する企業は”とある自動車メーカー”です。
今、自動車業界は莫大なデータを抱える産業として位置付けられるようになってきました。こういった莫大なデータはテレマティックスデータ(Telematics data)と呼ばれています。
テレマティックスデータは車とドライバーによるものです。
たとえばGPS機能を備えた車載機から車両の運行状況を実データとして工場へ送られデータとして生成されていくのです。

では実際にホワイトペーパーを読んでいこうと思います。
Top 10 Automotive Manufacture Makes the Business Case for OpenStack
(原文はこちらのリンクからダウンロードできます)

目次
01 Executive Summary
02 Customer Need
03 Solution Requirements
04 Proof of Concept
05 The half-rack POC was completed at a cost of $125,000, compared to the $1.5 million legacy appliance
06 Insights to Achieving Adoption
07 Cultural Change
08 Conclusion

02 Customer Need
サブタイトルは「Opportunity to Embrace Agility」です。このAgility(アジリティ)は俊敏性を意味します。最近カタカナでも良く聞くかもしれません。

クラウド採用のプロセスとしてまず始めに、ストレージやビッグデータと関連づけて解析した自社にあてはまるクラウドの規模を算出、ソリューションのアーキテクトを考えていかなければなりません。企業がIT展開を実現する過程は、従来の設計、エンジニアリング、そして車の配備においても手段が閉鎖的で、非常に古い企業環境に基づいていました。
開発サイロにおいてはデータを共有することなく生成され、作業は重複されていたのです。

OpenStackはハイパーバイザーとベアメタルサーバー環境が混在することをサポートし、ユーザがいくつもの競合ソリューションを選択し、同じインフラ内に混在することを許可する唯一のソリューションです。

この自動車メーカーは、新しい機能を投入するにあたり、リアルタイムに顧客の視点から生成される巨大なデータを活用し、研究開発やプロダクト開発そしてカスタマーサービス競争における優位性を見出すことになります。(次回に続く)

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