AWS re:Invent 2017|クラウド女子が実感したすごかった点

 AWSの構築・運用支援サービスの営業担当をしている自称クラウド女子(笑)、小川です。

 2017年11月27日から12月1日の5日間、AWS最大のイベントAWS re:Invent 2017 がアメリカ合衆国 ネバダ州 ラスベガスで開催されました。私は今年念願がかない、AWS re:Invent 2017 に初参加してきました。入社7年目、初めての海外出張です。海外旅行は何度か経験があるものの初めての海外出張。AWS re:Inventへの申し込みやセッション予約など日本での準備段階から期待と不安の気持ちでいっぱいでした。


 そんな私が、AWS re:Inventですごいと実感したこと、体験したことをレポートします!



▼ 目次
たくさんの参加者と広い会場に圧倒されました!
新サービスのセッションは大人気!
AWS re:Inventは技術者だけのイベント?




1. たくさんの参加者と広い会場に圧倒!

 今年のAWS re:Invent 2017全体の参加者数は約43,000人、そのうち約1,000人が日本からの参加者と発表されています。昨年の全体参加者数は約32,000人、日本からの参加者数は約500人だったので、日本からの参加者数は約2倍に増えています。グローバルはもちろん、日本国内のAWSへの注目の高さが参加者数に現れていますね。

 セッションやエキスポは、VENETIAN、MGM GRAND、ARIA、LINQ LOT、MIRAGE、ENCOREの6つのホテルで開催されました。開催会場のホテルの数自体も昨年度より増えています。6つものホテルを利用すること、そして各ホテルの大きさや会場の広さを見て、改めて大きなイベントであることを現地で実感しました。




 また、各会場はAWS re:Inventにまつわる装飾が施されており、イベントを盛り上げていました!VENETIANにはAWSさんの大きな新しいロゴがあり、AWS好きにはたまらない(?)PhotoSpotになっていました。もちろん、私もこの前で撮影しSNSに写真をアップしました!

AWS re:Invent 2017


 VNETIANからARIAまでは徒歩約35分、MGM GRANDまでは徒歩約45分と離れているため、3箇所の会場の間は無料のシャトルバスが巡回しています。このシャトルバスを利用すると、約10~15分ほどで会場間を移動することが出来ます。ところが、このシャトルバスは時間帯によってはとても混んでいるんです!バス待ちの行列に30分以上並ぶこともありました・・・。

AWS re:Invent 2017

 セッション予約の際は、各会場の場所をしっかり確認し、余裕をもったスケジューリングをすることが大切です!

 私は、各会場の場所を事前に把握ができていなかったために会場間の移動にバタバタし、加えて30分以上のシャトルバス待ちもあったため、1日目は移動だけで疲労しました・・・。
 2日目以降は、興味があり事前に予約していたセッションはそのまま残しつつ、他のセッションは会場移動が少なくなるように、同じホテルで開催されるセッションに変更するなど現地でスケジュールを再考しました。

 例年参加しているメンバーからも、移動時間の効率の悪さや受講できるセッションに制限が発生しているという声も聞こえました。 参加者数の増加や会場の規模が大きくなると、このような課題も発生するんですね。
 AWSさん、より多くのセッションに参加できるように来年以降の会場配置に関してはご考慮をよろしくお願いします!!





2. 新サービスのセッションは大人気!

 AWSが「AWS re:InventはLearning Events」と言われている通り、AWS re:Invent期間中は様々なテーマのセッションが朝から夜まで数多く開かれています。  新サービスは、Keynoteで発表されたタイミングでセッションがオープンになることがあります。セッション予約は専用Webサイトからの申込順となるため、人気の新サービスのセッションは、オープンされてから満席になるまでの時間がとっても早いです!満席でセッション予約ができなかった場合は、セッション会場の外にあるwalk-upの列に並んでキャンセル待ちをし、空きがあればセッション受講ができることもあります。

 ちなみに当社参加メンバーの1人は、新サービス AWS DeepLensのワークショップの受講予約のため、5時間walk-upの列に並びました。結果、異例の特別対応として夜間時間帯にワークショップが開催され受講ができました。

AWS re:Invent 2017


 このワークショップでは、正式リリースに先駆けてAWS DeepLensが配布されることもあり大人気のセッションとなりましたが、新サービスへの関心の高さやAWS re:Inventに参加する方々の学習意欲の高さを感じました。また、いち早くAWS DeepLensを入手し、先行して検証することで新たなビジネスの創造やビジネスチャンスを勝ち取ることができるため、AWS re:Inventは大きなチャンスを提供してくれる場にもなるのだと感じました。

 ちなみに、AWS DeepLensの正式リリースは来年春以降になるそうです。アメリカと日本のリリース時期が異なる可能性もあるため、続報を要チェックです!





3. AWS re:Inventは技術者だけのイベント?

 テクニカルのLearning Eventsのためエンジニアの方が多く参加されていますが、営業職種の皆さんにも是非AWS re:Inventに参加することを私はお勧めします!

 その理由は、AWS re:Inventを通してたくさんの人と出会うことができるためです。

 そして、そこで出会った方と情報交換や意見交換をすることで、新たな気づきを得ることが出来ます。もちろん、Keynoteの内容や新サービスについて現地でいち早く情報収集できるという点も参加するメリットではありますが、日本にいてもWeb上で情報収集することができます。現地での出会いや新たな気づきに勝ることは出来ないと思います。

 今回私は初参加でしたが、実際に現地でたくさんのAWSパートナー、ユーザーとの出会いがありました。この出会いは、日本に帰国してからもつながっていく出会いになったと感じています。

 現地では、参加者同士で活発に情報交換やそれぞれの意見・考えを交換する場面を目にすることがありました。Facebook等のSNSやブログを利用し、様々な立場の人が積極的に情報を共有し合っていることも大変印象的でした。私も初めて会った方々との話を通して、多くの気づきや学びを得ることが出来ました。この気づきや学びは現地にいったからこそ得ることができたものです。新たな出会い、気づきは、これからのビジネスにつながるきっかけ、チャンスとなります。営業の皆さんも是非参加し、新たな出会いや気づきを得るチャンスをつかんでください!



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著者プロフィール

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小川紗貴子
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社在職中|1. 現在の担当業務 : AWSの導入・運用支援サービス「CUVIC on AWS(キュービック オン エーダブリューエス)」の営業に従事|2. これまでの担当業務 : 自社データセンターやクラウドサービス営業を担当

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