SAP Forum出展で分かった――6割の企業がクラウドの本格取り組みが「未検討」の事実
SAPユーザのクラウドの取り組み状況と検討にあたっての課題とは?

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ネットでにぎわいを見せる企業によるクラウドの活用事例。基幹システムのような稼働継続や高度なセキュリティ要件を求めるシステムでもクラウド移行の検討は進んでいるのでしょうか?ビジネスonIT事務局では実態を調査するため、SAPユーザやSAPの導入を検討するユーザ向けに独自アンケートを実施しました。

 

ビジネスonIT事務局では企業によるクラウド移行への検討の実態を調査するため、SAPユーザやSAPの導入を検討するユーザが多く集まるSAP Forum Tokyoをアンケートの場として選びました。SAP Forum Tokyoの様子と実施したアンケートについてレポートいたします。

SAP Forum Tokyoへの出展

SAPジャパンが主催するイベント「SAP Forum Tokyo」が2016年7月28・29日、グランドプリンスホテル新高輪で開催されました。2日間全体の来場者は約3,600名を数え、世界有数ERPパッケージベンダーであるSAP社が提供するソフトフェアソリューション群への関心の高さがうかがえます。

ビジネスonITを運営する伊藤忠テクノソリューションズも2016年8月に稼働開始した基幹特化型IaaS「CUVICmc2」を本イベントに出展し、イベント来場者向けにセッション講演やブース展示を行いました。

基幹特化型IaaS「CUVICmc2」講演の様子

まずは12時からのランチセッションの様子をご紹介します。この時間帯は7講演が同時に進行しましたが、7講演中5講演がIaaSなどクラウド基盤に関わる発表でした。基幹系システムにおいてもクラウドサービスの採用検討が当たり前になってきていることを感じさせるプログラム構成でした。

基幹特化型IaaS「CUVICmc2」も、このランチセッションの一枠をを取り持ち、約100席の座席は大入り満員となりました。

sapforum-fujioka-session基幹特化型IaaS「CUVICmc2」ランチセッションの様子

基幹特化型IaaS「CUVICmc2」の講演の中では、社内基幹業務システムをオンプレミスからクラウド基盤に移行することを決められた安川情報システム株式会社様の事例が紹介されました。安川情報システム株式会社様では、パブリッククラウド、アプリケーション特化型クラウドと基幹特化型クラウドを比較した結果、基幹特化型クラウドの採用に至っています。SAPベーシス運用が可能で、インフラ基盤運用からも解放される。さらに、SAP以外のアプリケーションも収容可能というポイントをすべて満たしたことが選定の主な要因とのことです。

基幹特化型クラウド基盤CUVICmc2の紹介では、①性能保証(パフォーマンスSLA)、②高セキュリティ&コンプライアンス、③実使用量ベースの従量課金の3つの要素が紹介されました。

特に、③従量課金では、CUVICmc2の実環境でのリソース利用の状況を表したグラフに参加者の視線は釘付けに。

ピークにあわせてリソースサイズを見積もり、さらにバッファを確保したオンプレミス構築の場合に比べ、実使用量ベースの課金には大きなメリットがあることが一目瞭然となったそうです。

fujioka-session-sapforum2016CUVICmc2講演資料の抜粋
実環境におけるリソース状況のグラフ化

SAP Forum Tokyo開催の前日にプレスリリースされた伊藤忠商事株式会社様によるCUVICmc2の採用決定にも触れ、CUVICmc2はお客様のIT投資の守りから攻めへのシフトを支援することを明言、また自社でも当然基幹システムの基盤としてCUVICmc2を採用していることを伝えて講演は終了しました。

 基幹特化型IaaS「CUVICmc2」デモシアターの様子

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会場内の2か所で行われたCUVICmc2のミニシアターでは来場者と非常に近い距離間でCUVICmc2の事例やサービス紹介が行われ、多くの参加者はミニシアター終了後にCUVICmc2展示ブースへと足を運び、詳細な説明を求めたりユーザ操作画面のデモを見たりと、基幹システムのクラウド移行への高い関心を確認することができました。

アンケート集計結果~SAP環境のIaaS以降の検討状況と検討にあたっての課題のポイント~

CUVICmc2の講演参加者や展示ブース来場者からアンケートを実施し、約200人(回答者の大半が中堅・大企業の情報システム部門に所属)のアンケートを回収することができました。以下設問はそこから抽出しています。

  • 設問① SAP環境のIT基盤について――IaaS移行のご検討やご利用状況についてお聞かせください (以下より一つ選択)
    未検討 □ 検討中  部分的に利用中
    全面的に利用中(利用の方針で進行中)
  • 設問② 基幹システムのクラウド移行を検討する場合に課題となるポイントを教えてください (以下より上位2点を選択)
    オンプレミスとの共存  コスト セキュリティ
    パフォーマンス 内部統制

設問①については「未検討」を選択された方が約6割と目立ちました。やはりSAP環境は依然としてオンプレミス上で稼働しており、今後も継続していく企業が多いのが現状なのでしょう。IT系メディアやIT系調査会社のレポートとは別の傾向が見られ大変驚きました。

設問②については「コスト」と「セキュリティ」を選択された方で約半数を占める結果となりました。クラウド移行の検討を進めるにあたってはこれらの課題をクリアする必要があることがわかります。

アンケート集計の詳細については以下よりダウンロードが可能です。

最後に

今回のSAP Forum Tokyoでは講演・ブースあわせて約200名の方に基幹特化型クラウドサービスCUVICmc2の紹介が行われました。

次回は10月28日(金)「CTC Forum 2016 ~企業IT 守りと攻め 最先端IT・テクノロジーでお客様と共にビジネスを創る~(グランドニッコー東京 台場)」にて出展します。CUVICmc2を採用した大手商社による事例講演も予定されていますのでぜひお誘いあわせの上、ご参加ください※お申込みサイトは8月30日(火)公開予定

また、CUVICmc2を詳しく知りたい方には10人定員のアットホームなプライベートセミナーを9/16(金)に開催を予定しています。

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編集:ビジネスon IT運営事務局(基幹特化型IaaS班)

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