「クラウドは従量課金だから安い」は本当なのか?
家庭の電気料金のような従量課金で利用できるIaaS

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家庭で電気料金を支払うような従量課金タイプの次世代IaaSが登場しました。基幹系システムの運用において、あらゆる事態に備えて最大限のリソースを調達することは過剰な投資を生みます。最大限のリソースは確保し、実際に使用したリソース分だけを支払う新たなクラウドの課金方式が注目され始めています。

 

一般的なIaaSの場合の従量課金はサービスを利用した時間に応じて料金を課す方式を取ります。この方式ではCPUやメモリなどシステムリソースの確保された量を課金の基準とし、「サーバの停止中は課金しないことでコスト削減につながる」ということをメリットとして謳っています。これでは基幹系システムのように継続的な利用かつ瞬間的なピークがあるシステムに対してはコストメリットが望めません。

図:一般的なIaaSにおける従量課金イメージ
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企業活動の土台となる基幹システムの停止は、ビジネスにおける大きな損失を意味します。そのため、業務で想定される最大の負荷に備えてリソースサイズを決定するのが一般的ですが、ROI(投資利益率)の観点から見たとき、この考え方には大きな弱点があります。

それはリソースの上限に迫るような業務は、ほとんど月末・四半期末などに限られているということです。残りの大部分を占める通常業務においてリソースが過剰となることが、基幹システムへの投資効率を下げる要因となっています。オンプレミスでサーバを個別構築・運用する場合、この問題からは逃れられません。また、その対策として導入が進む従来型のIaaSについても、リソースへの過剰な投資をなくすところまでは至っていません。

そこで注目され始めたのが、CPU、メモリ、ネットワーク帯域、ストレージI/Oのサイズを黄金比で管理する次世代型IaaSです。この黄金比を適応した従量課金方式を利用することで基幹系システムのITインフラのTCO削減を最大50%実現することが可能となります。

システムリソースの黄金比による従量課金方式を採用したCUVICmc2(キュービックエムシーツー)における課金の仕組みと費用算出方法・費用試算ツールを紹介します。

編集:ビジネスon IT

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