基幹システムのクラウド移行――いざ検討開始すると直面する難題

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基幹システムのIaaS移行事例が増えてきた。しかし、検討開始後に様々な難題に直面し、IaaS移行を断念する企業も非常に多い。どのような難題を解かなければならないのだろうか。

 

広がる基幹システムのIaaS移行

「基幹システムこそ、一番運用が大変でお金もかかる」「クラウド利用含めてアウトソースすることができれば、非常に楽になる」企業のクラウド移行に対するニーズが高まっている。クラウドへのニーズに応えるため、ハードウェアベンダーは、クラウドサービスプロバイダー向けのプログラムを拡充し、ソフトウェアベンダーもクラウド前提のライセンスを提供するようになった。

基幹システムもクラウド採用が進んでいるのが近年の特徴だ。大手ERPベンダーなども全面的にクラウド化を推奨している影響も大きい。さらに、海外メジャーパブリッククラウドが日本でデータセンターを開設したため、これまで法令順守の観点からクラウド採用を控えていた企業にも門戸が開いた。AWSは2011年3月に東京、Microsoft Azureは2014年2月に埼玉・大阪、VMware vCloud Airは2014年11月に西日本、IBM SoftLayerは2014年12月に東京と開設が相次いだ。

クラウドの利用が広がっているのは、既にクラウドを使ってみた企業がその価値を認識し、さらなるクラウド化を推進している面がある。IDC Japanの調査によると、クラウドを利用していない企業ではクラウドがIT戦略に影響を与えると回答したのが半数にも満たないのに対し、利用中の企業では約80%が影響があると答えている。クラウドの普及が進む状況は今後も予想されているのだ。

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