「SDGs」って、ビジネスイベントのテーマとしてどうなのよ!?

「SDGs」って、ビジネスイベントのテーマとしてどうなのよ!?

 こんにちは。伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)ITサービス事業グループの隅谷(すみたに)と申します。

 なるべく週刊CTC Forum第4号になります。

 さきほど関東地方にも梅雨入り宣言が出されました。じめじめとむしむしの季節がやってきますが、CTC Forumは、なるべく爽やかに進めていきたいと思います。

 現在事務局にて進めていることとしては、協賛企業様の募集に加えて、ユーザー様にご登壇いただく事例講演の調整、CTC自身がアピールするCTCグループ講演や展示にどういったものを幾つ出していくか、といったことをそれぞれの部署で検討しています。協賛は、6月末日の締め切りに対して、本日の段階で19社にお申込みいただきました。前回は51社にご協賛いただきましたが、恐らく今回は60社近くあるいは超えてのお申し込みを頂けそうです。たいへん有難いことですし、ご協賛いただいた分をお返しできるように考えると身も引き締まる思いです。早いタイミングからお申込みいただいた会社様への感謝の意を込めて、ここに記載させていただきます。ありがとうございました。


Cohesity Japan様、HUAWEI様、Lookout様、NetApp様、NVIDIA様、PureStorage様、Riverbed様、SAS様、Splunk様、Waterfall Security様、インフォマティカ様、ウイングアーク1st様、キヤノンITソリューションズ様、トレンドマイクロ様、日本IBM様、日立製作所様、日本ヒューレットパッカード様、ピツニーボウズ様、ベリタステクノロジーズ様(アルファベット順、五十音順)



 もちろん、これからのお申し込みもお待ちしています!





CTC Forum のテーマキーワード「SDGs」に込めた熱い想い

 さて、『SDGs』をテーマキーワードの一つに取上げていますが、社内外でのやり取りを通して、キーワードに対する想いや認識に大きな差を感じることがありました。

 国内の『SDGs』への一般的な認知も同様なのですが、『SDGs』に取組むことは社会貢献・環境問題であり、自社のビジネスとは関係ないのでは?、という認識です。社会課題を解決するのは行政・自治が主体であり、産業界はSDGs17テーマに直接的に関わる業界や企業が取組むもの、と考えているようです。



SDGsとCTC Forum




 たしかに、「貧困をなくそう」、「つくる責任つかう責任」、「海の豊かさを守ろう」などの言葉からは、ビジネスとの繋がりを想起するのは難しいと思います。一方で、「バリューチェーンにおける食糧浪費の削減」や「小規模農場におけるテクノロジー」、「カーシェアリング」、「スマートメータ」などの言葉からは、私たちITが大いに関わることができる領域だと思いませんか?

 これらの言葉を含めて、『SDGs』が掲げる目標と連動するビジネスチャンス領域として、これから成長する60の大きな市場がすでに定義されています。

 その市場の大きさは、2030年に『SDGs』の目標を達成することで年間$12兆という、とんでもなく大きな市場になる、と言われています。

 ちなみに、$12兆とは、日本のGDPの2倍以上であり、中国のGDPに匹敵する大きさです。これから約10年で、世界2位の経済大国と同規模の市場が立ち上げる、というわけです。

 私たちのお客様も、当然このビジネスチャンスを狙ってより注力を高められることと思います。また、これらの市場にはテクノロジーの活用が不可欠です。ゆえに、『SDGs』は私たちITビジネスとの関りは非常に濃いものであり、関わらないことは競争から脱落することに直結するとさえ思っています。

 社外だけでなく、社内に対しても『SDGs』を単なるスローガンにすることなく、私たちのお客様を通して普遍的な価値を創造していくためのガイド・ツールとして、CTCのビジネスに組み込んでいくことに進めていきたい、との想いが今回のキーワードに掲げた背景になります。

 $12兆の内訳や、ビジネスチャンスとなる60の領域について不案内な方は、この機会に是非勉強してみてください。





 「なるべく週刊 CTC Forum」のバックナンバーは下記よりご覧いただけます。


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著者プロフィール

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隅谷崇
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社在籍中 | 1. 現在の担当業務 : 自社ブランドサービス商材のマーケティング | 2. これまでの担当業務 : 製造業向けアプリケーションエンジニア/営業を経て情シス向けインフラ営業、事業企画統括、ビジネス企画部門にてオリジナルクラウドサービスの立ち上げから収束を経て、現職務に | 3. 趣味 : サッカー、ジョギング、ゴルフ、フィッシング | 4. 好物 : 新しい物事や歴史

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