
特集
CTC Forumの成り立ち|なるべく週刊 CTCフォーラム(創刊号)
みなさま初めまして。
ビジネス on ITをいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)ITサービス事業グループの隅谷(すみたに)と申します。
「なるべく週刊CTC Forum」では、弊社が毎年開催しております最大のイベント「CTC Forum」 について、そのメイキングならびに開催後のレビューまでを、なるべく毎週で皆様に発信していきたいと思います。お客様や市場にお届けしたい私たちの想いが、少しでも伝えることができればと思います。
とはいえ、CTC Forumをご存じない方も沢山いらっしゃると思います。
また創刊号ということもありますので、まずは CTC Forum の成り立ちからお伝えしたいと思います。
▼ 目次
1. CTC Forum の成り立ち
2. イベント全体のテーマ、企画と設計を進める上での推進体制
x. 週刊CTC Forumバックナンバー
1. CTC Forum の成り立ち
昨年の CTC Forum 2018 は、11月2日に品川にある グランドプリンスホテル新高輪 にて開催いたしました。当日のお客様のご来場は2,500名を超え、私たちCTCとしては過去最大のイベントとなりました。

その源流となるイベントは二つあります。一つは、1980年代後半に始まった、製造業の設計・生産技術部門のお客様を対象とする、CAD/CAM/CAEといった当時の最新の3次元業務支援ソフトの最新情報の提供や、お客様の利用事例を通してお客様同士が情報交換をして頂く場として30年近く続いた「MDAシステムユーザー会」になります。そしてもう一つは、2000年代中盤から日本での導入が進み、その後のクラウド環境につながっていくことになる、仮想化技術に関する情報発信の場として始まった「cloudage Forum」になります。
2010年以降、クラウド環境の波が業種業界を問わず急速に拡がったこともあり、これら二つのイベントを統合し2016年より始まったのが、現在に至る「CTC Forum」となります。
2016年からの3年間は、イベントのテーマを「共創」、「繋ぐ」、「テクノロジーを使いこなす」と掲げて、クラウドコンピューティングを基盤とするテクノロジーの活用に関して発信して参りました。



お客様のご来場数も、2016年の1,650名から2018年には約150%増となる2,500名にお越し頂くまでとなっております。これは、クラウドサービスの拡大が急速に進む中において、従来からのSIサービスに加えてクラウドサービスに関しても、私たちCTCに対してお客様や市場から大きな期待を寄せていただいている現れかと感じる次第です。
このような経緯で大きくなってきた CTC Forum ですが、これからもより一層の内容の充実を図ることで、お客様や市場の期待を超えてCTCの存在感を大きくしていきたいと考えています。
反面、イベント規模が大きくなるにつれ、色々と難しいことが起きてきました。もちろん、会場の確保や運営費用の予算確保などありますが、なんといっても難しいのは、イベント全体のテーマと、イベントの企画、設計を進める推進体制にあります。

2. イベント全体のテーマ、企画と設計を進める上での推進体制
2-1. イベント全体のテーマ
CTCは、多くの業界のお客様とお付き合いをいただいており、また、様々な形態のITサービスを提供させていただいております。そのため、様々な業界のお客様に対して共通に適用できるテーマを選び出すことは非常に難しいのが現状です。そのような中で、ここ数年は、基盤としてのクラウドコンピューティングを軸に展開して参りました。しかしながら、お客様にてクラウドコンピューティングの知見が蓄積され適用が進みつつある現在では、各業界・業態それぞれに進化発展したものが求められ始めています。
本稿の執筆時期(10連休真っただ中)では、まだテーマを決定することが出来ておりません。これまではクラウドコンピューティングや、その上で活用されるテクノロジーをお客様に使って頂くことを主眼にテーマを設定して参りました。これからのテーマをどうしていくか、まさに逡巡している最中にあります。
2-2. イベントの企画と設計を進める上での推進体制
イベントテーマの根底に ”クラウドコンピューティング” を置いてきた今までは、CTCでクラウドを推進する部隊が中心となり、各部門から選出されたメンバーと共に、全社横断的なチームを作って企画や運営を進めて参りました。
CTC Forum 2019 で掲げるテーマによっては、そのテーマを推進する部隊が中心となる、新体制を作って進めることの必要を感じています。

まとめ
創刊号の本記事では、CTC Forumの成り立ちに加え、イベント全体のテーマの検討、企画や設計を進める上で必要不可欠な推進体制についてお伝えしました。
2016 年に旗揚げした CTC Forumも今年で 4 年目。
今年も皆様のご期待に添うべく、精一杯努力してまいりますので、なにとぞご期待ください。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。次週もお楽しみに。
尚、「なるべく週刊 CTC Forum」のバックナンバーは下記よりご覧いただけます。
著者プロフィール

- 隅谷崇
- 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社在籍中 | 1. 現在の担当業務 : 自社ブランドサービス商材のマーケティング | 2. これまでの担当業務 : 製造業向けアプリケーションエンジニア/営業を経て情シス向けインフラ営業、事業企画統括、ビジネス企画部門にてオリジナルクラウドサービスの立ち上げから収束を経て、現職務に | 3. 趣味 : サッカー、ジョギング、ゴルフ、フィッシング | 4. 好物 : 新しい物事や歴史